昨年、横浜市が小中学生を対象に行った調査によると、「危険ドラッグを手に入れることができるか」という問いに、小学生の7割、中学生では8割以上が「手に入る」と回答し、若年層にまで薬物の危険性は及んでいるというデータが出ています。
このような状況の中、日本薬物対策協会は関東圏内の小・中学校における薬物乱用防止講演を毎年依頼され、ボランティアの派遣を行っています。12月16日には、墨田区にある中学校386名の生徒に対して薬物の真実を知らせる学校講演を開催しました。
講演内容はアメリカの教育者L.ロンハバード氏の文献に基づき、大麻や覚せい剤、コカイン、エクスタシーといったよく乱用されている薬物についての基本的なデータが掲載されており、身体的に起こる化学反応が詳細に紹介されています。
今回参加した3年生の学年担任の教員からは「実際の話を聞けて勉強になりました。テレビだと自分には関係ないと思ってしまいますが、今日の話を聞くと他人ごとではないんだなと思いました。生徒たちもそう思えたと思います。生徒たちの表情がすごく驚いていたのが印象的で、大学生の話とかとてもインパクトがありました。お話し聞けて良かったです。」との反響が述べられました。
来年にかけてもすでに都内・関東圏内の複数の小学校や中学校の講演が予定されており、今後も引き続き行っていく予定です。
日本薬物対策協会は、米国に本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団の日本支部であり、2008年より首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供し、これまで9万人を超える生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報をもたらしてきました。
イベントお申込み・お問い合わせ先 (FAXまたはメールにてお願いします):日本薬物対策協会 TEL: 03-5937-1235 FAX: 03-4496-4142 E-mail: info@drugfreeworld.jp
さらに、詳しくは日本薬物対策協会のホームページまで。
http://fdfw.blog.fc2.com/
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、障害者の真のノーマライゼーションを目指し、日本薬物対策協会の活動に協力しています。