11月11日、日曜日に練馬区の有料老人ホームにサイエントロジー音楽ボランティア「秋桜(コスモス)」が慰問演奏のために訪問し演奏を行いました。特定非営利活動法人イマジンは、秋桜の活動を応援します。
秋桜(コスモス)は今年で活動18年目を迎え、数多くの施設を巡回してきました。参加者は35名。到着するとスタッフが会場の準備をしており、車椅子を押してくる入居者の方の誘導をしていました。機材などの準備をしていると、「いつもありがとうございます」などと声をかけたり手を振ってくれる方もいます。
「荒城の月」や「みかんの花咲く丘」「ふるさと」「影を慕いて」など昔の歌謡曲や童謡を10曲ほどを披露。1曲目の荒城の月では静かに聴いてくれる方が多く拍手もありませんでしたが、2曲目のみかんの花咲く丘が始まると半分くらいの方が一緒に口ずさむように歌ってくれます。こちらでは身体の不自由な方もいて移動や拍手なども困難な方がいますが、それでも2曲目が終わるや否や「アンコール、もっとやって!」という声があります。認知症の方も曲が終わるたびに何か言葉を発しています。
音楽がその人自身の感情を引き起こし、喜びを創造します。音楽が演奏者と高齢者を結び付け、そこにコミュニケーションが生まれます。
演奏はこの日は約40分ほど行い、最後に自己紹介をして「新宿のサイエントロジーからボランティアで来ています。」と告げて終わりました。終わると、お茶をここでは毎回出してもらいます。「また来月もお願いします。」と言われ、参加者全員と握手をした後も、エレベーターまで来て見送りをする人もいました。
「歌は時代を通してさびれることがありません」というアメリカの人道主義者で音楽家のL.ロン ハバード氏の言葉にもとづき、秋桜は歌の持つ「パワー」と「コミュニケーション」でお年寄りを元気にすることを目的に都内の高齢者施設を巡回し一緒に懐かしのメロディーを歌う活動を継続しています。
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、秋桜による音楽慰問活動にも協力しています。