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~青少年の未来に希望を灯す ~ ヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアー教育講演イベントを開催しました!

 2019年2月、国連は9年ぶりに日本政府に対して子どもの人権に関する勧告を行いました。いじめや虐待、偏見など青少年を取り巻く環境は国際的にも大きな問題として取り上げられています。2020年オリンピック・パラリンピックを迎える日本において、学校や職場における「いじめや自殺のない環境」や国際的に協調できる「差別や偏見のない社会」の構築が急がれています。

 そこで、米国ロサンゼルスに本部を置くユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)は、16周年となるヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアーの一環として日本ツアーを4月1日(月)19時より文京シビックセンターにて開催しました。

 日本では特に、いじめや差別、自殺を防止する啓発・教育活動について、家庭や学校、職場や地域でもできる啓発・教育の実践や方法についての需要があります。第一部では、オープニングと基調教育講演としてマリー・シャトルワ―ス氏がいじめの世界的現状について話しました。特に、ネット上でのSNSを介しての直接的ではなく間接的ないじめや誹謗中傷などがこの5年間で急増していると報告。オーストラリアの5歳の吃音のある少女がいじめに遭い、ユースフォーヒューマンライツの人権教材を使って解決した事例なども紹介されました。

第二部では、学校現場でのいじめ・自殺問題への取り組みについて、各指導者やアーティストから啓発活動についての報告がなされました。アートを通して互いを尊重する心を育む教育の取り組みについて浅見俊哉氏からは、アフタースクールにおける3日間のレッスンで行ったユースフォーヒューマンライツとのコラボ企画について「子ども達の表情に素晴らしい変化があった」とし、人権についての映像や、考えに加え、写真や造形を使った実際のワークショップを通じて、概念が身体になると表現しました。

 また、地域活動・音楽によるヒューマンライツ啓発活動について、そして、スポーツの現場から差別・偏見をなくしていく啓発活動についての報告がなされました。

 ヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアーは、毎年世界各地を回り、青少年に対するヒューマンライツへの理解、またはそのための教育・啓発方法を教育者、青少年関係者及び一般の方々に広く伝えるためにYHRIによって行われます。アフリカ、ヨーロッパ、アジア、北中米を周り、最後はニューヨークにある国連本部でインターナショナル・サミットを開催します。

 マリーシャトルワ―ス氏は最後に、「それぞれの個別の活動をされていることが本当に素晴らしく、それは文化の糧となっていくことでしょう。」と述べ、称賛しました。


マリー・シャトルワ―ス氏 プロフィール:

南アフリカ出身で、教育博士でもあるマリー氏は、1998年にロサンゼルスに最初の非営利団体と私立学校を設立しました。そして2001年に非営利団体である「ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)」を創設し、17年に渡り、子どもたちに対して世界中で国連の世界人権宣言の普及に尽力してきました。現在YHRIを拡張させ、80を超える国に、180以上のクラブやグループ、支部を形成し、差別や偏見のない世界の創造のために啓発・教育活動を続けています。
ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの目的は、青少年を人権について、特に国連世界人権宣言について教育し、彼らが寛容さと平和の支持者となるようにすることです。インドのマハトマ・ガンジーや、南アフリカの人種隔離政策を撤廃したネルソン・マンデラ、アメリカの人道主義者L.ロンハバードらが残した人権にまつわる言葉を紹介しています。

イベント:
日時:4月1日(月)午後7時開場、午後7時15分開演
(21時15分閉会予定)
場所:文京シビックセンター小ホール
対象:教育者、保育者、保護者、青少年関係者、ボランティア、
社会改善にご関心のある方ならどなたでも歓迎します
主催:ユース・フォー・ヒューマンライツ ワールドツアー in Japan実行委員会
ユース・フォー・ヒューマンライツ ジャパン(東京都新宿区西新宿7-22-31柏木MURA711)
後援:NPO法人イマジン、株式会社ブラザーズ

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