東京や神奈川など関東各地の学校に薬物乱用防止講演のため、講師を派遣している日本薬物対策協会では、さらに多くの人に「薬物の真実」を知らせていくため、5月19日(日)歌舞伎町に隣接する新宿区役所前にて小冊子配布イベントを行いました。
近年、青少年を中心に大麻による検挙者が急増しており、2017年には過去最多の3008人(2013年の検挙者の約2倍)に達しています。初めて青少年が大麻を使用する理由の約6割が「好奇心・興味本位」、20歳未満の約8割が「誘われて」大麻を使用しています。
また日本を代表する歓楽街でお店での薬物の使用事件などがあとを絶たない歌舞伎町でも対策は必要と言えます。このような中、日本薬物対策協会は、ボランティアを募り、19日(日)午後3時より児童・生徒、先生などに配布している小冊子「薬物の真実を知ってください」を街頭にて400部配布しました。
これまで一児の母として3万人以上の子ども達に講演を通して「薬物の真実」を伝えてきた樋田麻由美氏は、「薬物が関係ないと思っているかもしれないが、子ども達にひそかに薬物は迫ってきている」とし、多くの人に小冊子を手渡しメッセージを伝えました。
日本薬物対策協会は、米国に本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団の日本支部であり、2008年より首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供し、これまで9万人を超える生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報をもたらしてきました。
また、講演・冊子内容ではアメリカの教育者L.ロンハバード氏の文献に基づき、大麻や覚せい剤、コカイン、エクスタシーといったよく乱用されている薬物についての基本的なデータが紹介され、元体験者などが講師にもなり具体的な手口や危険性などについて説明されます。
さらに、詳しくは日本薬物対策協会のホームページまで。http://fdfw.blog.fc2.com/
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマライゼーションを目指し、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、日本薬物対策協会の活動に協力しています。