文部科学省「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について」によると、小中学生の6.5%が発達障害の可能性があるとされています。しかしこの数字は真実なのでしょうか?この度、このような子どもたちを取り巻くメンタルヘルスの真実について現状を知らせるパネル展示会を大阪にて9月8日(日)に開催致しました。
まず、精神医学「死を生み出している産業」のパネル展示会のオープニング式典が開催され、大阪で市民の人権擁護の会(CCHR)の新支部が発足したことを祝いました。
また、展示会と同時並行で、各スピーカーから講演会がなされ、薬物治療による弊害とその解決策などが提案されました。発達障害、統合失調症、躁鬱病と様々な病名がつき、薬を約10年飲み最終的にCCHRとの出会いがきっかけで今は断薬した当事者である伏見美穂さんからは、「今アーティストとして復帰できているのも奇跡だと思う。このような事実をみんなに知ってほしい」と切実に訴えました。
●講師紹介
・伏見美穂さん
幼いころから、学習能力に偏りがある事で悩み、20代の頃から、精神科に通うようになる。
現在は処方を制限されているリタリンを服用。
様々な精神薬を10年服用し、身体の自由がきかなくなる。
2010年8月断薬。その後、薬を飲みはじめてから出た症状や、生まれつきと思っていた様々な性質を克服する。
今は、大阪・姫路・広島・福岡・熊本など様々な場所で子育てやコミュニケーション、健康に関する講座を行っている。「自由への道」公開中。
現在の活動:全国各地で精神薬断薬、体についての講演会、自然派子育てチーム・体質改善チームで相互情報交換の場作り。
芸術団体ミクロドロップ代表。
座右の銘:自分を取り戻し、世界を取り戻す
市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療による人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によって創設されました。
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、市民の人権擁護の会を応援しています。